わたし仕事好き

仕事は好きだけど仕事先の上司嫌い
昨日、なぜかこの先の話をする、という名目で呼び出されたメシマズ飲み(そしてただその上司による愚痴大会)の帰りにわーっと書いたメモそのままコピペ。同席してた若手の子に話そうと思ってる内容。
飲み会はメシマズだったけどお店のお酒もごはんも美味しかった。あとふくふくとした猫がいた。
お店はよかった。上司はいつも通り最悪だった。

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・チームに入れた人の数年先をどうしたいのか、なんて知らんって言ってた
→雇用先として、チームリーダーとして、そこを考えるのは当たり前。プロジェクトが終わるのは当たり前の事です。そこからさらに、何が会社の/チームの為になるか、チームのメンバーの為になるかを考えるのが良いリーダー。考えてないと言うのは、チームの成長といった内部のことを何も考えてないという事。そもそも人としておかしい、どうしたらみんなで、幸せになれるかを考えられてない。


・デザイナーとしての成長は見る目を養うことだから俺が教育してやる云々
→養う(学ぶ、身につける)のに必要なのはまず基準を丸呑みする事。それはいわゆるどの勉強でも同じ。まず基準となる先輩の思想や技術を飲み込んで、創意工夫するのはそのあと。美術ならまずはデッサンや研修から入る。営業なら名刺の渡し方や挨拶から入る。コンサルならパワーポイントの文言の添削から入る。
そこを蔑ろにして、丸投げ無茶振りするのが教育だと思ってるのはおかしい。それはまともな研修方法ではなく、自分自身がまともに成長したことがない人の考え。実際まともに仕事ができていないし、彼の人からまともに教えられた事がない。この先も教育できるとは思えない。あとこの丸投げしてダメ出しだけするやり方は、典型的なパワハラのやり方そのまま。(丸投げしといて、些細な事ばかりいちゃもんをつけて、何が悪いのか、そして何が正解なのかは絶対に言わない)


・会社に所属してれば仕事終わらなくてもなんとかやってけるし、と言える神経がおかしい
→本来終わらなければ会社の損、会社や仕事の規模によっては目の前の仕事が契約通りに終わらなければ潰れる/クビになる事もザラ。組織人として会社に損を与えるのが普通だと思ってる人材はやばいし、そんな人ばっかりだからこの会社はこんな事になってる。


・続き↑で、終わらなくてもとりあえずできるって言っとけばいい、終わらなくても大丈夫とかもおかしい。
→仕事の流れは、本来仕様があり、それに対しての見積もりがあり、そこから起こしたスケジュールがあり、それでスケジュール的に無理なら普通は無理。できないしするべきでない。それは仕事として成立していない。仕事は熱意とか善意とか気合いでやるものではない。やりがいの搾取。
そこをなあなあにする人は見積もりができない、しようとしていない。見積もりがないやり方でいいと思ってる人はチームで仕事をするという事ができていない。できない。やろうとしてない。組織に所属するべきではない。リーダーであるべきではない。


ナチュラルに人を「使う」って言う人は意識がやばい
→仕事とはお互いがお互いにお願いしあってやるもの。だから仕事を振る時には誠意を尽くす(仕様や期日をはっきりさせる)し、やってもらったら感謝をするもの。
人に対して「使う」って言う意識の人は無意識に人を見下している。なんの意味もない会社の肩書きと意識が同一化し、じぶんが偉いと思い込んでいる。


・仕事を通じて成長する気のない人と仕事しても為にならない
→仕事をテキトーにこなすもの、なんとなくやって乗り切ろうとする人はテキトーな成果物しかあげない。チーム内でもテキトーな振る舞いしかしない。結果迷惑でしかない
若いうちは特に、仕事の内容にかかわらず真摯に仕事をする姿勢を知っていた方がいい。テキトーなやり方しかできない人は、長い目で見たときに大した事を成さない人生になる。
真摯に仕事をするというのは、自分のできる精一杯のクオリティを出す事、チームが円滑にまわるように周りの為に動くこと、スケジュールを把握すること、せっかく仕事をするんだから何か自分にとって成長があるような挑戦をすること


・同業者にとってはこんなたいしたプロジェクト〜といって自分の作っているものを貶める
→自分の仕事にプライドの無い人と仕事をしてはいけない。良くしようという気もないのに文句だけは言う人と仕事をしてはいけない。
→向かうべきなのはユーザー、お客さんであって同業者ではない
→リーダーは前を向くべき、どんな仕事でもメリットを見出すべき。夢を語るべき。貶めてクサす事がカッコいい事だと思っている性格の人がチームのモチベーションをあげられるわけがない。
まずい飯を作りましたと言って出してくるお店はない。ゴミみたいなものですと言って渡すプレゼントはない。
お前らのやっている事は全然良くないとやっている人に言い続けているようなもの。(ていうか実際言ってるのが神経おかしい)
エクセル見て数字を帳尻合わせるだけがリーダーではない。夢を語れない人に未来はない。


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定年までテキトーに働いてアガリを決め込みたいおっさんに付き合う義理はない
クソ上司の福利厚生に為に働いてるわけじゃないです
わたし仕事好きだから仕事を一生懸命やらない人きらい
わたし幸せになりたいから周りを不幸にする人きらい

そこのけそこのけ、その席をわたしに寄越せ

カルピス濃いめに塩入れないで

濃いのと、甘さを強く感じるのは違う…

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GW実家に帰った時に、未就学児の頃から家を出るまでの間に溜めに貯めたラクガキノートやら日記やらを全部燃やしてきた。



(これは冬の写真だけど)


燃やす前に全部見返したんだけど(3〜4時間かかった)、子供の(子供でいた)頃の自分は何もかもに怒っていて、
「この気持を大人になっても忘れませんように」って書いてあった。



ところで先日30歳になりました。

子供の頃は大分ヤバイ子供で、人とまともにコミュニケーションとれなくて、
いろいろあってまともにに人とやりとりできるようになったのが15歳からだと自分は思っていて、
今の自分のスタート地点は15歳からだと、20歳くらいの時に考えてた。(15歳より前の自分は死にました/殺しました?)
で、環境的にさすがに子供時代よりは成長速度が早まってるとして、1年で2歳程度の経験を積んでくだろうと。
となると実年齢と中身の年齢が釣り合うのは30歳だな、って考えた30歳にやっとなりました。


未だに的はずれな事言うし、たいして面白いこと言えないし、無神経な事言って傷付たり、礼儀がなってなかったり、遅刻したり、ちゃんとしてなかったりするけど、
多少物怖じしない程度に面の皮が厚くなったり、ちょっと太ったり、顔が大人の顔に変わったり、週に何回か奢っても家計が大丈夫になったり、知らない人と話す時にキョドらなくなったり、レジが怖くなくなったりしました。


割りと毎日楽しいし、定期的に楽しいイベントが起こるし、将来の漠然とした不安はあるけどまぁ最悪でも死なないだろっていう気持ちがある。


あと何かに対するあてつけで幸せになろうとするのではなく、楽しくいたいから幸せを目指すのでいいんじゃないかと思うようになった。


自分色々至らないところもあるけど、楽しく過ごせてるからそれはそれでというか、
人に迷惑をかける部分は引き続き無くすように鍛えていくとして、なんかおおむね、悪くない人生なのではって思うようになった。



だからやっぱり子供の自分が心配したような、あの頃と違う考えの人間にはなってしまったけど、これは良いことだと思う。
断絶した前の自分にはこれで本当にさようなら。

ふっくらとした身体、という表現

弊社ホワイトにつき、特別休暇のおかげで何もせずとも自動的にGWが大型連休になったので、早めに実家に帰って来ました。
寝る前に物置にあった父の本を読んでいる。


父親は布団の脇に単行本を壁のように積んでいた思い出がある。


本が昔から好きで、家にある本はとりあえず読む派だった私でも、大量にある父親の本はなぜかあんまり読んだ事なかった。
主な著者は菊地秀行とか、J.Pホーガンとか、司馬遼太郎とか。


当時はなんか手に取りづらいなって位だったけど、今なら単純に嗜好が違いすぎるせい、だろうなと思う。
何が好きかもよくわかってなかった頃と違い、趣味嗜好がはっきりしてきた今では、好みのタイプの話でなくても、逆に興味深く読めたりもする。年月が経てば受け取れるキャパも変わるもので。


例えば菊地秀行の追撃者っていう短編集は割と面白く読めてる。

「瞑想迷路」で、上石神井に家があるサラリーマンが、西武新宿近辺の飲み屋街から抜け出せなくなる話とか

「彩り」で、亀戸に住んでる女が、有楽町から銀座四丁目をただ往復し続ける仕事をする話とか

その場所を知っている身からすると、急にリアルになって、
東京を知らない子供の私には、市川や船橋から総武線に乗って来る女子高生についての感想や、歌舞伎町あたりのスナックのゴミゴミした感じとか、東京駅の総武線は深いところにある、なんて描写はただ目の前を過ぎて行くだけだったと思う。それは魔法界への入り口が9と4/3番線の柱の中にある、と変わらないファンタジーだったはず。
(あと個人的にこの人の現実を舞台にした少し不思議な短編は面白いけど、マッチョなファンタジーバトルものはあんまり好みでないだけってのもあるけど)


やっとこの歳で面白く読めるようになって、やっと、あの人はこういうのが好きだったんだなって思うことができる。
あの人も学校が東京だったから、同じような感覚で読んでいたんだろうか。


最近ウイスキーをちゃんと飲み始めた。ロックでカラカラさせるのが好き。
父はいつも水割りを飲んでいた気がする。
いなくなってしまった人の事はもうわからないけど、同じものを飲むことはできる。
仏壇に手を合わせる事ができない代わりに、ウイスキーを飲んでいる。
思えば兄がお酒を飲めるようになってからずっとウイスキー派なのは、私と同じ理由なんだろうか。


家族を理解したと思っていて、全然理解できてない。


母はお酒はビールだと1杯で終わりだけど、ウイスキーが好きな事とか
スポーツ系の部活やサークルをはしごしてた事とか
幹事が好きで、ひょうきんな余興を考えるのが好きとか


祖母は最近死期に対して弱気な発言が多くなったりとか
(我が家のラスボスみたいな人だったから、弱気なところなんて見たこともない)


なんたって姪が小学校に行くのだ。
私の持ち物だった本も賞状も全部捨てて、部屋と机を姪にあげた。
ささやかながらもこの土地で踏ん張ってた痕跡を全部捨てた。
(泣きながら書いた書き初めの賞状も、子供らしくないと言われながら描いた絵画コンクールの賞状も、ずる賢く立ち回ったスポーツ大会の賞状も)
私は初めて私の部屋だった場所ではなく、客間に泊まってる。
何も変わらないはずなんてない。


行ったことあるお店がなくなったり、何もないところに素敵な古本屋さんができたり、
小学校からオルガンが消えたり、ハイカラなチアリーダーのこども教室ができてたり、
知らなかったことが理解できたり、常識だと思ってたことが何でもなかったり。

どこにでも行けると理解できたり、
山に囲まれた、田んぼの広がるこの土地もわくるないと思えたり

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実家の廊下にある椅子とテーブルのセット、20年間飾りのように扱って全然使ってなかったけど、明日は初めてそこで座ってお茶を飲もうと思う。
本を読みながら、我が故郷の山と田んぼを眺めながら。

そうさ ぼくらはエイリアンズ

星野源キリンジをカラオケした回のラジオ電波を真空管に詰めて永遠にとっておきたい。




楽しいことが多くて生き延びるのが楽しい。

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夜は短し歩けよ乙女を見てきました。
情報が公開された時に、私は上映開始まで何が何でも生きなければならないと思いました。
無事に生き延びて映画を見た今としては、感謝という言葉しかない…


前提として
私は森見スキーである(森見さんの既刊は全部読んでいる。宵山万華鏡なんとかして映像化されませんか)
湯浅監督は日本アニメーションの宝だと思ってる
星野源が大好きです(SAKEROCKと私と予備校との関係を語ったら一言で済まない)
昔のアジカンも今のアジカンも大好き(今のアジカンのライブすごいぞ)
神谷浩史、好きです(会社の人のすすめでラジオ全500回を踏破してたら好きになった)


好きな人しかいない、そんなものが目の前にある幸せと言ったら!
会社帰りに一人で見に行って、ニヤニヤしながら涙を浮かべてたのは私です。


残念なのは来場者特典の森見さんの短編小説が手に入れれなかった事…
森見さん及び関係者にチャリンチャリン入る感じで、なんとか入手経路が開かれる事を望みます。(転売ヤーは滅せよ)


偽電気ブランを飲みに行きたいよ!


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モアナ見てきました。


見てる間中「今とんでもないもの見てる…」という気分でいっぱいでした。


ディズニーとかの向こうの怖いところは、一回作ったものを捨てないでちゃんとアップデートしてくるところだと思う。
前編ほぼ水が写ります、だけでも怖いのに、「水」が「演技」しますってほんと…まじ…技術の限界に挑戦してくる…

水とか煙みたいなものって3Dの得意分野でもあり、すごくめんどくさい分野でもあり、
うまく見せるには莫大なトライアンドエラーと半端ない計算が必要なんだけど、
それを娯楽の為にこれでもかってくらい大盤振る舞いしてくる度量!


見る前は水どうするんじゃいって事に意識がいってたけど、
見てる最中はライトも髪も筋肉もすごいぞこれっていうことばっかり考えてた。


◆ライト
技術力が高まると、技術に振り回されず「やりたいこと」「見せたいもの」の為に技術を使う事ができる。

晴れの時は影を青く?できる!


曇りも夕方も自由


髪の毛の透過も自由


◆広角気味のカメラ最高
高速で進む船を画面INからOUTまで見せる?できる!
それをカメラでなめてかつキャラにアクションさせる?できる!
その船団を引きで見せる(水面付き)?できる!


◆素晴らしきBlue&Orange


この前群馬の地下洞窟にいったんだけど、ほんとにこんなライトしてた


こういう時にこういう画をみたいな…けど作るのめんどくさいな…っていう画を惜しみなく見せてくる
そういうごまかさない所がストレスを感じないところだなと。


あと髪の毛がすごくて、基本ずっと風をうけてふよふよ動いてるし、信じられないのが動く度に顔の前にバサッと髪が出てきて、
それをキャラがうっとおしそうに払うっていうアクションが何回も出て来る事。
信じられん。考えられん。どうなってるの?
髪とか服のアニメーションを、日本では「揺れ物」、英語では「TD」(キャラに関するのはCharacter TD)って言うんだけど、
さすが海外はTDのみのスタッフが何人も投下されてるだけある。。。
簡単に言うと髪の毛の動きだけをつける専属の人がいるってこと。


髪の毛なんて動かすのめちゃんこめんどくさくて、所謂TVアニメだとあんまり動かないようになってたり(ハードスプレーで固めた塊が動いてるような感じの見た目)
まして顔の前に根本から持ってくるなんてできないような作りになってるのが現状だと思うんだけど、
そんなのものともせず自在に動く髪の毛よ…しかもそれが濡れたりするんだ、なんだあれすごい


あとやばいと思ったのがこのベタな2Dアニメと混ぜてるカットで

これって実写にCGを合成してるのとほぼ同じ見た目をしてる。
リアルなライティングのキャラと、別次元の2Dアニメーションの合成。
これが「リアルなライティングのキャラ」って見えてしまうのがもうすごくて、
ここまで来ると 実写と2Dの合成/3DCGと2Dの合成 の違いってもう無いよねっていう。
少なくとも技術的には同じことをしてる。


日本のアニメCGは2.5次元としてリミテッドアニメ寄りの3D(セルルックな3D)を目指すのがスタンダードになってるけど、
3Dを2Dに寄せる2.5Dと
3Dを実写に寄せる2.5Dディズニーと
ハッキリ方向性として分かれたなっていうのを思い知った。


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ストーリー的にもこりゃやばいと思ったのが、ついにアニミズムを彼らは理解したのではないか、っていう事。
よく神話で言う「神の足跡から島ができて〜」とか「神の体の一部が動物となり〜」って、字面で考えたらどんだけ巨人なの神?ってなるんだけど、
アニミズム圏の住人はなんとなくそういうもんかっていう感覚で受け入れていると思うのね。


それを言葉通りに、かつものすごくわかりやすく画に起こすことについに成功したなっていうのを見せつけられた。


神は大地と生き物を創るもの/魂は生まれ変わること/荒神と和御魂は同一なこと/一族の血と記憶を受け継ぐということ/
そういうアニミズム的スピリチュアル感覚を、割合正しく理解して、しかもちゃんと娯楽としてストーリーを作ることができて、
それって凄いことじゃない?と思った。


ただそれを語る際に「南方のオリエンタルな民族」っていうモチーフを選ばなければならないのが彼らの限界でもあって、
自分たち自身でそれを語れるこの国の民族はとても良い強みを持っているのでは、とも思った。


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ディズニー映画がまだプリンセスシリーズを作り続ける事がなんでだろって疑問だったんだけど、
ここ何作か見てきて思い当たった。
彼らは「プリンセス物」っていう「テンプレ」をモチーフに「本当の自分とは何か」っていうストーリーをずっと展開し続けてるなって。


「本当の自分とは何か」っていう問いがずっとあって(それが彼の国のトレンドなのかもしれない)、そこにプリンセスものっていうお約束をかぶせると、
「常識や偏見(=プリンセス)という殻を自ら破って本当の自分を探す物語」ができあがる。


そういう意味で「プリンセス物」っていうのはとても使い勝手が良くて、古典としてみんなの中にテンプレが染み込んでるから、
「みんなご存知の白雪姫ですが〜」っていう枕詞として使うことができる。たらちねたらちね。


ここ数年日本で「ドラクエRPGモチーフの作品」が流行ってるのに似てる。ヨシヒコとかダンジョン飯とかなろうの転生ものとか

これはRPGに触れた世代が大多数になって、「RPGといったらこれ」っていうテンプレ共通認識ができあがったから成立する話達。

設定を逆手に取って、本当は見えないところがこうなっていましたとか、設定を逆手にとってあえてこうするとかっていう話の膨らませ方が似てる。



なんとなくこの流れで行くと、数年後には「プリンス物」が流行るんじゃないかな。
プリンセスはフェミニズムの流れもあってだいぶ充実してきたと思うんだけど、プリンスはまだ捨て置かれてるような気がしてる。
(フェミニズムについて書くと長いのでまだ書かない。私の思うフェミニズムは、それぞれがそれぞれで在るだけで善とする、
そう思えない価値観からの脱却的なことかなって思うんだけど、まだまだその話についての争いは尽きないよね…ヌードになったらフェミニズムでないとか、
美人だからフェミニズムでないとか。)

最近のプリンセスってめっちゃ強いし、このモアナとか超強い女の子でほぼ一人で戦ってるんだけど、今までの王子様(アニメ、実写問わず)って割りと狂言回し的な役目が多くて、
いい人だけど頼りないか、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆なキャラで、内面が描かれる事ってなかったなと。


最近ネットでも流行ってた弱者男性の話があって、最近はフェミニズム的な話があると大体コメントに「そんなら男も救ってくれよ」っていうコメントが目につくようになってきたなと。
大体が「そんならこっちに頼らず自分で語りなさいよ」ってバッサリな流れになってるみたいだけど、今まで口を噤んでた層が「救ってくれよ」って口に出すようになっただけでも一歩進んでるんじゃんと思いまして。


あと何年かしたら、それに応えて「人はいかにして生きるべきか(ver.王子様)」っていう話が流行るんじゃないかなー
それはフェミニズム的な道筋である「もう一人の自分を見つける」事になるのか、「本当にやりたいことを成し遂げる為に力を学ぶ」事になるのか、
「恋愛ではなく仕事を自分の力として走る」事になるのか、また違った答えが出るのかわからないけど。

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飲み会後のお酒が飲み足りなくて、近所のバーで夜は短しよろしくタリスカーアブサンとマリエンホーフを飲んできました。
大変に気分が良いのでこの後布団に突っ込みます。

庭には二羽二の酉

デザフェスが終わったのでやっと生活を取り戻そうとしてる。
掃除したりご飯食べたり。
生活、すぐいなくなるから取り戻すの大変。

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11/23は酉の市でした。
浅草らへんに引っ越して1年、すべての祭りをスルーしてしまったので何が何でも行ってきた。
ほんとは一の酉に行くつもりが、日にちめちゃめちゃ勘違いしてて行けず。





夜中2時に余裕ぶって行ったら待機列で神社の入り口が見えず、一旦退散
酉の市なめてた…


とりあえず浅草寺まで戻ってきて定番のここへ。
いつもの帰り道の眺め。人居ないのに慣れすぎてて昼間に行くと逆に迷う。

ご飯まだだし家に帰るのも何なので飲んで時間潰してる。ビール嬉しそう(ぶれてる)

飲んだ後彼氏氏とその辺散歩したり。このバッティングセンター現役なのだ。


おそるおそる午前4時くらいに行ったらすんなり入れた。
電車まだ動いてないのに、待機列の大量の人はどこへ…?


お店が閉まってるから人少ないのでした。
けど1/3位は開いてて、あちこちで拍手と盛り上げの声が(酉の市は熊手買うと盛り上げて祈願してくれる。周りのお客さんも乗っかる)



うひょーー


神社にもお参り。
この神社の金運熊手が金の鷲がついててめちゃかっこよかった


お店ごとに熊手の種類が違ってて、ここはピンク推し。
梅の花がめちゃピンク。

閉まっているお店はネットがかかってる。
鶏ささってる!


ここは俵推し。輝く金色と見下ろすおかめ(大)
招き猫が妙に可愛らしい造形してる。


渋い。招き猫がちゃんとしてる。


閉まってるお店が多いけどまだまだ人は居る。


おもしろ系熊手


どピンクのサンゴついてる!そしておかめは基本見下ろしてくる。


噂のサンリオ巨大熊手あった。真ん中にぐでたまが…


梅がきれい。


圧倒的情報量


可愛い系の熊手もあった


招き猫ダブル載せ


毎年同じお店で買うのが良いのかも。
真ん中に矢がある熊手を買ったら、お店の名前シールも貼ってもらいました。



外にはずーーっと屋台があるのだけど、飲み屋台以外はほぼ閉まってた(5時)
待機列の大勢の人はみんな飲み屋台に居たみたい。


こんな飲み屋台is最高…


屋台行きたい熱VS昼間の混雑のやばさ


やっとお祭りらしいお祭りに行けた。
ほぼ閉まってる時間帯だからちゃんと行った?と言えるのかわからないけど…
のちに毎年行ってる会社の人に写真見せてもらったら、見たこと無い面白い熊手買ってた(鎖形)
うーん来年は昼間行くか…?けど混雑…うん…
電車動いてない時に行けるのがご近所特権だし…


写真現像してるうちにもうクリスマスですね。
クリスマスが!今年も!やってくる!

この腕に800万かかってるから

ってるかが言ってたのめちゃめちゃカッコよかった。デザフェスに向けて木を彫ってるんだけど、私の彫りよりもるかの仕上がりの方が段違いに良くて、って話をしてる中で出た。すごいカッコいい。
私も使いたい。
この腕…Adobeに月50ドル…このプラグインに5万…なんか締まらない。
大学で得たもの、あるんだけどうまく言葉にできない。


○○○○○
最近文字をやたら読みたくなって(忙しかったり精神追い立てられてると大量の文字を読みたくなる)いろいろ試したんだけど、今はwebの投稿小説読みあさってる。
携帯小説ではなくて、ラノベっぽさある。


文字を読みたいんだけど意味のあるものを読むのは疲れてしまうので、意味も重さもないのを探していたらぶちあたった。
これはdisってるのではなく…書いてる人に個人的繋がりが全くなく、なんなら匿名だからバックグラウンドを気にする必要がなく、知見とか学びとかが目的でないファンタジーがメインで、読んだら面白いかもしれないけど読まなかったら世の中についていけないとか世界が滅んだりしない(セカイ系)っていう意味でちょうどよく重くない。誤字脱字もてにをはも気にしない、まさに文章というより大量の文字の並びとして読んでる。


心が動くとMPが削れるので、MP無い時は文章疲れる。ニュースサイトは正義のかぶせあいで疲れる、はてなもちょっとつらい、増田もっとつらい、美味しいものブログはそれを食べれない事がつらい(お腹すいて物理的につらいし)、ビジネス系は仕事思い出してしまう、コラムとかエッセイだと知見得られてしまう、ブログは流し読みしたくないし…っていう時に文字が欲しくなる。


ランキングの上から読み散らかしてるんだけど、西洋ファンタジーと異界転生飛ばされ系ものと御曹司(お嬢様)見初められハーレム系が多くて、王道の強さを感じる。
ハーレクインコミックス電子書籍サイトで人気なわけがわかったような。少女漫画少年漫画と別枠で、ハーレクイン枠あったわそういえば…設定が同じで本になったのがラノベ、キラキラした絵になったのが少女漫画、あの絵柄の漫画になったのがハーレクイン


あと異界飛ばされ系の年齢、描写の関係で成人しなきゃなのか大学生設定が多いんだけど、女性主人公の場合30前後の仕事と恋愛に疲れた女性って設定が…多くて…(男性主人公だとニートとか突然会社倒産しっちゃったとか多い気がする)。世相を表してるのか、まさにそういう層がその話を求めてるからなのか…?
そういう女主人公もの、地球での職を活かして異世界で成り上がってくのも多い。ミンキーモモの精神はここにある。


あと主人公は残してきた仕事とか家族とかを大抵めっちゃ気にしてて、それらをもう気にしなくていいのはこういう理由です!っていう描写をそれなりのボリュームで逐一入れてくる。(地球で不遇だったとか、会社ブラックとか、もう死んでるとか)。そのあたりやっぱり仕事してる女の人向けな気がする。突然異世界来ちゃいました!ラッキー!で済まないよね確かにね。作業データをサーバーにアップしてないから今トリップしたら残した仕事炎上する。


たまに本職の人が書いてるっぽい、専門知識がずいずい入ってるのもあって(薬剤とか調理師とか)そういうの結構好き。


本当はもっと落ち着いて本読みたい。
大量の本を積んでみたけど積ん読のままどんどん高くなってく。
休日に心置き無くコーヒー飲みながら本読みたい。心置きない休日が欲しい。
本が読めそうなカフェも、好きな本だけの本屋さんも見つけたのに行けないとは。


フラグだけど12月に仕事納めたら、蔵前のH.A.Bで本を買い、スクエアカフェかダンデライオンチョコレートでホットチョコを飲むのだ。絶対に。絶対にだ。

QT大好きマン

Quick Timeなんで死んでしまったの…

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唐突に好きなアニメのOP並べる


◆とにかくめっちゃ好き編◆
神のみぞ知るセカイのOP時間経っても全然色褪せなくてめちゃカッコ良い
デジタルっぽい演出って下手するとすぐ古臭くなるんだけど、これは全然そんなことない…
1期

すべてのタイミングが完璧…

2期

エルシィ飛ぶ所のエフェクト好き

3期
https://vimeo.com/71241001
「女神編」のロゴが出るところ動き気持ち良し。
vimeoこっち。高画質こっち。
高画質版最高かよ。あぁリアタイしたかった…

なんでこんなにカッコ良いの…と思ったらステロタイプ制作だった。
なるほど!ジョーカー・ゲームのOPも最高でした。

煙とか流体のエフェクトとか、人物で多重露光マスクとか動画界で流行ってて、映画のOPとかだとちょいちょい使われてる。
ゲームだとアンチャ4のOPでそうだったなーと思ったら、ついにアニメにも…さすが

神のみ知らなくてOPだけ見てたらハーレム物だと思わなかったかもしれない。



◆ハーレム物ぽくないOP良いよね編◆
リゼロ
良くできてても話題にならない事もあるけど、
話題になるのは大抵良くできてる




とらドラは永遠に好きだ。

長井監督のアニメは表情が単純じゃなくて好き。
タイガが振り返るところの顔とかすごく良い…




◆最後に女の子が振り返るOP良いよね編◆
神さまのメモ帳

神メモ詳しく知らなかったんだけど、そういえばメル先生キャラデザなんだ
渋谷交差点で回転するカット凄すぎてあたまおかしい(褒




◆撮影すごくない?編◆
京アニはカメラの存在を押し出した撮影が上手いと思うの…境界もユーフォも
最初の窓ガラスのカットとかどうなってんのやばい



テイルズオブゼスティリアクロス。実写と合成って上手くいくとやばい。
影色が決め手な気がする。Ufotableかー



血界戦線は細かくて手の込んだ撮影が気持ちいい。
ステージ上のキャラが入れ替わるとこのカメラ位置ズレとかめちゃ好き。
内藤先生本当におめでとうございます。EDも好きだし話題になったなー



◆原作漫画の表紙を再現するのは名OPです編◆
内藤先生といえばトライガンですよね

アニメのOPは大半のカットが漫画の表紙とか一部の再現っていう
最高にありがとうございますなやつ


東京グール…漫画の表紙とかカラーイラストが特徴的なんだけど
サビ入ったところとか何かのイラストの再現…だったと思う。よくできてる!




◆動きがすごいよ編◆

ナルト疾風伝、最終回近くのこの辺りになると、スタジオのベテランさんが演出立ち代わりでやってて
全部のOPが全然違う画作りになってて…長編シリーズの集大成的ですごく好き。
特に好きな2コ


フレアをグラフィカルに使うの好きなやりかた。タイトルロゴの出方良すぎて何回も見てる。
きっちり要素入れ込んでる正直でスタイリッシュ系なやつ


良い画と色彩設計と不穏な雰囲気たまらんです。
ゴールデンコンビ担当回。ナルトだけどもはやこの2人の作品かよくらいのかっこよさ。
とにかく画!画!画!だオラァっていう作画の矜持を感じる。



ジャンプつながりでヒロアカも意外とかっこよくできてたなー


アニメのOP調べまくってる時に見たアブソリュート・デュオも動き気持ち良い



◆◆◆
わたしピンドラの事一生想いながら生きていくんだと思う


つまるところ白地にカラフルなエフェクトが好きって事なのかもしれない