ピッチャーだったら降板を申し入れてる痛み

わたしは作らなくても生きていける人間です

下北沢のギャラリーHANAで行われたグループ展が無事に終わりました。
Hangabというグループに入れてもらって2年目、今年2回やった展示の後半です。


グループのいいところは強制力のあるところ、何かの企画があって、役割があって、締め切りがあるところ。
わたしは作ってなくても生きていける人間なので、締め切りがないと何もしないで余暇を寝て過ごしてしまう。


作ってないと死んでしまう人を何人か知っている。
作ることと生きる事が同意義の人に憧れるし、そういう人のホントにいつも何か作っている感じとか、気負わない感じとか、憧れるけど、わたしは作ってなくても死なないのでそうはなれない。


作るのにものすごいエネルギーが必要な人間なので、それこそやらなかったら誰かに迷惑かけるような締め切りとかがないとえいやって作れない。なにもなくても作り続けられる人たちのエネルギーすごいなって思うけど、わたしはその人たちではないから仕方ないよね。

ラジオで細野和臣さんのニューアルバムの話をしてて、締め切りなかったら作ってないよね〜って話しててめちゃ良いねって思った。だからどうしたなんだけど。


作るのもいっぱいいっぱいだし、出すのもいっぱいいっぱいだし。
ほんとはもっとちゃんとした方が良いことはたくさんある。
ネットショップを開設する、パッケージをちゃんと作る、サイトを整える、モデルさんを使って撮影する、ファッション系の人に届くように広告する。


最短距離で最高の結果にリーチできる人に憧れる。
なにをどうしたらいいかはわかってて、あとはやるだけなんだけど、そのエネルギーがない。
今ちょっと無理してがんばるか、無理しないで長く続けるのをがんばるか、がんばる時点で向いてないのか?


いつもなんでも、全力でぶん投げたら届く所よりちょっと手前までしか届かないけど、届かなくても死なないのでまぁいいかと思ってる。