見てるものが違う

休み中、辞める会社の人と何回か飲みにいってた

人、例えば問題のある人が1人いて、その人を排除してもまた新たに問題のある人が出てきて、もぐらたたき的にキリがない


働き蟻と怠ける蟻の割合の話みたいだ


叩き続ける役割から私は降りた


目の前の人の悩みの種と、別の人の悩みの種は全然違ってて、
誰かに絶対的に信頼されてる人が他の人からはまったく信頼がなかったり、
仕事内容に悩んでる人がいて、実は他の人からはその仕事自体が重要視されてなかったり、
悩んでる暇すらない環境にいた人と、初めから悩める人の温度差とか、
それぞれが見てる領域が全然違ってて組織って面倒だなって思った。
それぞれが断絶されすぎてて、それぞれの物語の中でしか把握できてないし。


叩ける力があるなら行使するのは義務、って思ってたこともあったけど、叩いても叩いてもきりがないって気づいてやめた。
苦しんでる人の話を聞くと心苦しくなるけど、最後に戦わなきゃいけないのは当事者本人っていう意識もある。


管理職、みんな全知全能の人ではないから仕事できなかったり性格歪んでたりするけど、孤独だなっていう共通意識はなんとなくある気がする。誰かに入れ込んでも身がもたないし、無関係を決め込めるほど何も知らない立場でもいられないし。
ただそこで協力関係を築かないで、自分の権限拡大のために内ゲバ繰り返してたら会社分解するけど…


企業論的には、そろそろ初期メンバーの大量離職が起こるっていうセオリーなんだけど、火種は十分撒かれてしまってるような気がする。
どうなるかはもう中の人次第だな…
働きやすい会社ってなんだろな。
「積み重ねる仕事とすり減らす仕事がある」っていうセリフがあるけど、このままだと削りとられきるって辞める直前まで思ってたなー
よく上がる退職エントリにあるような、「目標達成の為にエネルギーを使う」っていう仕事の仕方をしてみたいな。これからは。