歩ける時期に歩く

溜め込んでた紙資料スキャンするの飽きた!


今日は装画と装幀2015に行ってきた。
端的に面白かった!イラスト、あたりまえだけどみんなそれぞれ技法が違ってて、白色かと思ったらコラージュで白い紙が貼ってあったり、版画でテクスチャ出してたり、使用してる紙や画材のテクスチャーの情報量は圧倒的に原画じゃないとわからない物だな!って思った。
プラスデザインって面白いなーと思って、2015選ばれてるだけあって原画を殺してるデザインてのは全然なくて、むしろ原画のイメージをさらに違った角度から見せるような切り取り方をしてたり、たくさんある原画をコラージュしてたり、タイポすごい!って改めて思わされたり。
装画って独特だなと思ったのが、文字が入ることを前提にして空きを作ったり、表紙に巻かれたときの事を想定して構成されてたり、かなり初期からデザインと二人三脚で進めてるものなんだなって所。絵の中にデザインを収めている感じ。(これとか、タイトルにかかってる黄色い文様後入れかと思ったら原画で書いてあった)
物質としての本てめっちゃ面白いな、こりゃ無くならないわ、って思った。



その後外苑前から六本木まで歩いて、初めて国会議事堂を見つつ、ミッドタウンの富士フィルムのギャラリーを見つつ、アクシスギャラリーへ
ゼラチンシルバーセッション目当て。
単純にテーマ設定が面白いなって思った、まる。
一つの共通テーマにつき二人の写真家が撮り下ろして銀塩プリントするっていう展示で、「グラデーション」で撮ってた市橋織江×瀧本幹也作品が好きだったなー
市橋さんは影の強さと「グラデーション」一語へのアプローチがたくさんあって見てて飽きない。
あと藤井保さんの真っ白い中に極彩色の民族服を着た写真も好きだった。若干緑がかってる感じも、画面の中の引いた収め方も。


さらに同じビルのIMAコンセプトストアでまた写真と写真集見てきた。IMAの会員なのに初めて行った…とにかくめちゃ写真集と写真関連書籍があって一日居れるなって感じだった。サンプル見ていいし!電源付きのカフェ併設だし!
Tim Wallker志賀理江子さんの写真集欲しいよーーーーーアニメのBD1巻と同じ値段と思えば…全然安いかも…


そして帰ってきて植物1個買って帰宅。
今日は千駄木〜外苑前〜乃木坂〜六本木までずんずん歩いたからさすがに疲れた!けど全然歩ける距離だった。
大江戸線まで下がって上がってくる方が長い気がする。