前回の3連休、母方の祖母の葬儀と通夜の為新潟へ帰ったのでした。

久しぶりに高速バスの昼行




山、もう紅葉してた



新宿御苑は青々してたけど、山はもう秋だった



姪っ子に早速軽トラ(らしい)の運転を強制される図
おもちゃは荷台に乗ってるらしい。で、自分は助手席に乗ってるらしい。




実家に帰って山を見ると、山…でかくない?ありえなくない?って思うし
海を見ると海…広くない?やばくない?って思う。
なんか、高層ビル何階分とか、東京ドーム何個分とかバカバカしくなる。


通夜と葬儀の間に魚センター的なところへ祖母の運転で行って、ちゃんとした駐車場じゃないお店の裏に停めてて大丈夫かとハラハラしてたら、お店の人と顔なじみでヤァーとか言ってた。祖母、知らないこと多い。


母方の祖母は通夜だけに出た。もう何年も入院してたんだけど、何年ぶりに顔みた?って言われて
とても不精をしてしまったなと思った。
セレモニーホールのお斎は流れ作業っぽくてよくない。
故人について語らいましょうって言われても、披露宴会場みたいでなんか変。話す雰囲気じゃない。すぐには語りたくないからかもしれない。


母方の祖父は背が高くて180?190?くらいあったんだけど、久しぶりに会ったら車椅子になってて月日。長い。重い。
小学校の時に、冬休み全部使って篭って書き初めを書く生活をしてて、一人で黙々と泣きながら書き続けるつらめの冬休みだったんだけど、三ヶ日に祖父のところへ習いに行くのが通例でした。
ニコニコ尺八吹いてたりバイオリン弾いてたりする芸達者な人だったけど、習字の時だけピリッとしてたなぁ。
おかげで毎年県のコンクール入選してたけど、その報告ってしてたっけ。
もう筆取って教えてもらえないのかって思うと、年月…って思う。


十数年経って、仕事で筆文字書く事が多くて、それ売って飯の種にしてると
あー今稼げてるのは祖父のおかげだなって考えたりする。
たぶんもっと、引き継ぐべき事はたくさんあったはず、だと思う。


実家に帰る度に「生活」って言葉が頭に浮かぶ
1日中、自分以外の誰か、もしくは何かの為にすることが多くて落ち着かない。し、気疲れする。
2週間経ってこうやって思い出して書いてる今も若干しんどい。
今のこのテキトーな生活がボーナスステージみたいな物なんだよなぁ
どっちがいいのかわかんないな。