身内で潰し合う事に不毛なエネルギーをつぎ込まないようにしましょう

って図書館で見たホロスコープの本に書いてあった!すみません。
一昔前に比べて、ずいぶん不機嫌さを(主に会社で)出してしまうようになったのは良い事なのか悪い事なのか。
明日は世界平和に向けて歩み寄ります。

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9/2 人生初オペラ見てきた!!!!!

最前列なんて人生であるかないかだと思うのでかじりついて見てきた。
かじりつきすぎたのと緊張のせいで次の日背中痛くなった。
(昔何かの本で「もし海外のオペラハウスで良い席に座ることがあったら気をつけなさい。S席を取るのは向こうでは上流階級にあたる人なので、服装から立振舞まで見られていると思いなさい」って書いてあったから柄にもなく背筋伸ばしてたんだけど、日本でそんな心配することなかったね)



これは外国のカルメン。1978。馬の出てくる大規模なやつ。


クラシックってそのまま聞いてもカッコイイけど、元になったものを見た後だといろいろ思い出しながら聞けて今までと全然印象が違う。あの場面でこういう話だからあの歌詞でこの音なんだね!みたいな。これが教養ってやつか、と思った。

ハバネラの、女工さんたちが一斉に歌うところが鳥がささやいてるみたいでよかったー

カルメンがジプシーっていう設定から後、タロットの場面が出てきてなるほどと思った。
ヨーロッパにとってタロットはジプシーがエジプトから運んできたもの、っていう話がありまして。
(それが本当かどうかわからないけど)
やるよねーそりゃタロットやるよねー、さすがっすわーっ!てなんか嬉しくなった。

多分ヨーロッパの人にとってのタロットは、日本人にとっての易経みたいな感覚なんじゃないかと。
ヨーロッパの人ってエジプトに自身の起源とかオリエントを求めたがるような。何か事件がある度に原因を求めてエジプトへ行くイメージ。
それに対してアメリカは古代中国とか日本(カンフーとか空手)にオリエンタル感を求めるような。なにか困ったら寺院にかけこむイメージ。SHISYOの元では修行にはげむのにインディアンの元では修行しないよね。


劇中に出てくるフラメンコの人がとても美しかった…!
踊る人は指先まで神経を張り巡らせている、とは聞くけど、本当にどの動きも綺麗すぎて超人間みたいだった。たぶんどの瞬間に写真撮ってもバッシリとポーズ決まってるんだろうな。


メルセデス役のエツコちゃんも美しかったな。。。正直一番目立ってたと思う。
オペラって、ドレスを着た人が立ったままずっと歌うだけのものかと思ってた。けど実際は演技するし、踊るし、人もたくさん出てくるし、演技専門の人もいるし、オーケストラは生だし、舞台は立派なのを作ってるし、何よりそうやって動きながらいろんな体勢で歌う、歌う、歌う!まさに総合芸術。こりゃすごい。すごいぞ!すごいぞこれまた行きたい!!



おしゃれ着を着たままおしゃれみなとみらいではしゃぐ私