高齢で不遇な芸術家を援助するためにロスコ財団を設立し、翌年、ニューヨークのスタジオで人知れず自殺を遂げた

東京都現代美術館の「レベッカ・ホルン 静かな叛乱 鴉と鯨の対話」に行った
前知識無く行ったからあぁ、こんな風になるんだ!っていう楽しさ
動きが限定的だから、動きだけじゃなくて物として見てる時間が長い。それも良い。
黒・鴉・真鍮・水・鉛筆


タイトルも良いよなー
「鯨の腑の光」
ペソアのためのハート・シャドウ」
シネマ・ヴェリテ
「双子の鴉」


「無題」っていうのが好きではないので、これでもか!っていうタイトル見ると嬉しくなる

映像も2時間位見てたのかな。
苦痛なく見れたことが驚き。
看護婦に対するフェチを感じた・・・



"1968年にレベッカ・ホルンは彫刻作品に使用する素材が原因で肺を患い、半年以上におよぶ入院生活に入るが、その療養体験が身体機能の拡張や他者とのコミュニケーションの回復を主題とするパフォーマンス作品を生み出すきっかけとなった”


”もしも芸術的価値を継承することが可能だとすれば、それはアーティスト同士が互いを理解し、そして尊敬しあう関係にあるときに起こるものだと感じました。ー半田真規


”屋根の先端で
目を閉じたまま深淵をまさぐる
私の下、木々の中で鳴く鴉たち
登る太陽の光線が
私の身体を貫く
音もなく鴉たちは木々より飛び立ち
太陽の金の光の周りを回り
朝日の街を曇らせる
空の青に刻まれた
束の間の
黒い徴のめまい

ー鴉 京都1984


ファッションとラグジュアリーについてはまた次に書こう