ヨドバシカメラが、2時をお知らせします
カオスラウンジの事が頭から離れなくなったので、
『GEISAI大学放課後 02 4月16日「やはりカオスラウンジとは何か?」 』
のUst中継を見た。
ご飯作りながらとすでに2時間経過していたので、私が見た時にはすでに東さんが参加して喧々囂々の様相だった。
詳しい模様はいろんな人がまとめてる
『文化ブログ
GEISAI大学討論会での黒瀬陽平さんのヘタレ受けの見事さ』
『東京芸術史 〜作家インタビューと、現代アート情報
「やはりカオスラウンジとは何か」ust中継1』
ツイッターと一緒に見てたのだけど、コンセプトは無いのか?の問いの後のそうだコンセプトだ、コンセプトを出せの嵐は確かにすごい熱だったし祭り状態だった。
放送を見てるときは、自分も展示を消化しきれてない部分があったせいか「歴史を学べ・コンセプト打ち出せ派」に共感していたのだけど、そんな中にぽつぽつと混ざる人のツイートではっとさせられた。
http://twitter.com/tksmrst/status/12295507115
http://twitter.com/tksmrst/status/12295004257
http://twitter.com/tksmrst/status/12295362453
あとは誰の発言かは見つけられなかったけれど、
「彼らはこの創作の仕組み、生態系を展示として固めるために土壌を耕している段階だ。ここでコンセプトだの何だのと煽ってしまうのは、その土壌をブルトーザーで削りとってしまうようなものだ」
みたいな発言とか。これでやっと理解できた。彼らは生態系を形にしていたのね。だからあんなに作家個人の顔とか人間性とか価値観が希薄だったんだ。
確かに仕組み、生態系で見たらニコニコpixivネットの創作ってすごい特殊だ。
実験工房でもファクトリーでも秘密結社でもなく、オフ会
絵を売って生計をたてるんじゃなくて、絵の為に生計をたてる
ネットでの匿名性とキャラクター化、半生
村上隆が「いやぁ、そういうゆるーい感じが面白いよね」と言ってたのは、その時は気にしなかったのだけど、彼らのやりたかったことをちゃんと理解してたからこその発言だった気がしてきた。
先行組がすごくパワフルで、不覚にも楽しそうだ、かっこいいなぁと思ってしまった。悔しい。
カオスラウンジとは関係ないのだけど、上の世代の人がよく言う「もっと怒っていいんだよ、もっと反発しなさい」っていう言葉。これは、たぶん私の世代の人に言っても意味のない事だろうなぁと思う。
親の凹凸を埋めるように子供は正反対に凸凹する、ってのはまさにそうだと思う。だから、上の世代が反発し怒る世代だったら、私たちの世代は迎合して黙する世代だよ。そこに怒れ、と言っても何も変わらないと思う。
「怒れ」って言うよりも「もっと喋ろ」って言った方がまだ何か動く気がする。
カオスラウンジに関する批評を読んでやっといろいろ自分で考えるとっかかりができてきた。批評って、実は存在する必要性を感じなかったのだけれど、始めて面白いと思った。批評と批判は違うってこともやっとわかった。
最近ここが好き。全部読もうと思ってる。
反=アニメ批評
私の近況は家の近くのCGスタジオに3ヶ月研修が決まりました。面接いってそのままスーツで戻った。実務経験の無いのは私だけらしい。とりあえず3dsMaxをはったおす!