モンスターに気付かれていない状況で使用しないと効果が出ません


「何かが道をやってくる」-レイ・ブラッドベリを読んだ

何かが道をやってくる (創元SF文庫)

何かが道をやってくる (創元SF文庫)

買ったきっかけは漫画「ヴァンデミエールの翼」の元になった、って事で興味がわいたから

ヴァンデミエールの翼(1) (アフタヌーンKC)

ヴァンデミエールの翼(1) (アフタヌーンKC)


ダークファンタジーとは聞いてたけれど、まさにその通りというか、エンデの作品みたいに暗くて妖しいイメージが奔流奔流奔流。でも一貫したストーリーがあって最後まで飽きない。
誰しもジムかウィルか父か先生の中に自分を見出す気がする。

”ジムとウィルの十三歳の二少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。”

少年の成長物語とも取れるし、勧善懲悪とも取れるし、ホラーとも取れるし、親子の交流話とも取れるし

これが小学校位の図書館にあったらなー!こまったさんとかかいけつゾロリとかも面白いけど、こういう本がもっと欲しかったな。


つまり、何があっても笑い飛ばせばなんとかなるっていうこと
これ結構大切なことなんじゃないか